祝継承語日本語スピーチ大会団体の部 韓国・ブンダン日本語補習授業校優勝 仲良し賞受賞!
こんにちは。補習校保護者です。
補習校全体で継承日本語スピーチ大会団体の部に応募しました。2023年度のスピーチ大会団体の部応募にあたり、いくつか思いついた事を書いてみました。
応募の経緯:
スピーチ大会があるとお知らせを受けたのは、大会応募まで1か月くらいの事でした。補習校全校で応募できないか提案したところ、イベント係、執行部ともに快諾いただき準備に取りかかりました。
応募のきっかけは韓国の日本語の恩校、韓国・ブンダン日本語補習授業校のすごさを世界に伝え、補習校全体として何かを残したかったのと、一人一人が大きな声で暗唱し、みんなの声やパワーを韓国中に、そして日本まで届けたいと考えたからです。
応募に決めた宮沢賢治の「雨ニモマケズ」は補習校、プリスクール、ふれあいひろば、幼稚部と、色々な時に暗唱してきたものです。静かな力強さを感じるこの「雨ニモマケズ」を暗唱し、スピーチ大会にて発表する事にしました。
練習:
応募を決めてからスピーチ大会まで残り1か月余り、まず補習校の連絡ツールのバンドで全体に呼びかけ、各家庭で練習して来てもらい、補習校がある土曜日のニ時間目の休み時間に一緒に練習をしました。貴重な授業中に練習をしてくれた学年もありました。
難しかったところ:
みんなで集まっての練習時間が中々なく、まとまらない、覚えられない、声が小さいなど色々チャレンジする部分はありました。雨ニモマケズの夢を見たり、バンドに何回もお知らせを出し「こんなに出して大丈夫かな。言い出してしまったけれど、ご迷惑になっているのではないかな」とも考えました。
ターニングポイント:
思った以上にみんなとっても大きな声で練習してきてくれていて、驚きました。特にお兄さん、お姉さんが大きな声でみなを引っ張ってくれていて、頼もしかったです。また、動画の出だしを補習校を今年卒業となる中学部の二人にお願いしました。
動画撮影も保護者の方にお願いしたところ、突然のお願いでしたが引き受けてくださりました。当日は沢山の保護者の皆様に、準備ととっさのサポートをしていただき大変助かりました。また動画編集、字幕入れも保護者の方や代表にご相談したところ、素晴らしく仕上げていただきました。
スピーチ大会へ団体での応募を経験し、大きなまとまりをリードしていく難しさや大切さを感じ、そう言った面でも補習校、先生方、執行部、代表に感謝です。
イベント係、執行部をはじめサポートしていただいた皆様ありがとうございました。
応募してみて:
世界は広いけれどせまいので、様々な言語また方法で自分の思いが相手に伝わると楽しいと考えます。
そしてチャンスやタイミングは限られていると感じます。私達が今この時に韓国でブンダン日本語補習授業校で、みんなで一緒に日本語を学べているのは本当にすごいタイミングで幸せな事だと感じています。
みんなで集まり共に学び、遊び、何かを伝えたいと思うこころが補習校みんなの中にこれからも続いていく事を補習校への感謝と共に願っています。
改めまして、みんなでの応募ありがとうございました!
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