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執筆者の写真bundang-nihongo

一年の振り返り

小1の母です。補習校に通うようになり、この1年先生方を始めたくさんの方々に大変お世話にりました。

補習校に通って感じたことを3点書かせていただきます。

1つ目は、思った以上に日本語を勉強したということです。我が家では、補習校に入る前にも少しずつ読み書きを勉強していました。しかし、小学校の学習を始めるにあたり、学ぶべきことが増えれば、「親子の衝突が増えるだろうな。その衝突を回避しようとすれば、親子共々勉強を後回しにするだろうな。」と思っていました。また、先生のような立場で子どもと向き合うようになると、子どもの気持ちに寄り添いにくくなるだろうということを考え、出来るだけ先生の役割と親の役割を分けたいと思い、補習校を探して入学しました。この一年、補習校に通っていなかったら、こんなに読み書きしていなかった!というのが率直な感想です。また、自分の考えを発表したり、グループで話し合ったりする機会もなかったと思います。振り返ってみると、親子だけでは出来なかったことをたくさんさせてもらって成長したのだと改めて感じました。




2つ目は、思った以上に先生方がすごいということです。思った以上にというと、とても失礼なのですが、補習校に入った時、保護者が先生ということで教科書を読み進めていくだけなのかと思っていました。しかし、授業を見ると、とても計画的で創意工夫に溢れていて、課題の1つ1つにその意図が感じられて、驚くことばかりでした。これまで積み重ねられてこられた先生方の努力をとても感じました。こうした先生方の努力の上で成り立っているものを、享受するだけの立場ではいけないと思い、自然と自分にできる事は協力したいと言う気持ちにもさせられました。また、サポーティブで臨機応変に動いているたくさんの保護者の方々をみると、みんながいなければ成り立っていない集団なんだなということも改めて感じました。



3つ目は、思った以上に自分の居場所になったということです。今年度は入ったばかりで、係も持っておらず、同様に係を持っていない1年生の保護者と宿題チェックをしながら過ごすことが多かったのですが、子育ての悩みや日常生活のちょっとした疑問など、在韓歴の短い私としては、皆さんとのちょっとした雑談が心の栄養になることも多かったです。感じたことの1つ目2つ目といいことばかり書きましたが、もちろんそれだけじゃない気持ちもあって、「土曜の朝って辛いよね。」とか「宿題やらせるの大変だよね。」「うちの子また授業中に大声出しててもう嫌だ。」といった、同じ場を共有しているからこその愚痴をこぼし合えるのも、心の支えになっていたと思います。

今年度を振り返り、たくさんの感謝の気持ちでいっぱいです。来年度からは係も持ち、担当学年にも入り、さらにいろんな方々と触れ合うことが増えるかと思います。来年度もみなさん、どうぞよろしくお願いします。

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